三國清三 Kiyomi MIKUNI
1954年北海道増毛町に生まれ。15歳で料理人を志ざし、札幌グランドホテルをふりだしに帝国ホテルで修業。弱冠20歳にして、帝国ホテル村上信夫総料理長の推薦により駐スイス大使館の料理長に就任。4年間の大使館勤務のかたわら、スイスで最高峰のフランス料理「ジラルデ」の天才料理人、フレディ・ジラルデ氏に師事。その後、トロワグロ、ロアジス、アラン・シャペル等の三ツ星レストランでの修業を積み、1983年に日本に帰国。1985年、東京・四ツ谷に「オテル・ドゥ・ミクニ」を開店。国際的に評価されるシェフとしての地位を築くと共に、1990年代から子供の健康や食育に関する活動に積極的に参加。さまざまなシーンで“食の重要性”を訴求する。1999年日本フランス料理技術組合発足し、料理人の育成や子供の味覚教育に精力的に取り組む。また、政府主導の委員会「立ち上がる農山漁村」、「食の教育推進協議会」、「新しい日本の創造を考える研究会」では、メンバー、講師としてその任を果たす。
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