内容:京浜臨海部の工場などの池や緑地でトンボを捕獲し、羽にマーキングして放し移動範囲を調査。
日時:2007年8月10日(金)〜12日(日)
調査対象地区:京浜臨海部
調査場所:A.国土交通省横浜港湾空港技術調査事務所
B.マツダR&D横浜センター
C.日本ビクター 本社工場
D.キリンビール 横浜工場
E.横浜市立科学技術高校(仮称)予定地
F.鶴見工業高等学校
G.入船公園
H.JFEエンジニアリング樺゚見事業所
I.東京ガス 環境エネルギー館
J.東京電力 横浜火力発電所
内容:小中学生がトンボを捕獲し、成果を記録
日時:2007年8月18日(土)9:00〜11:00
会場:三ツ池公園
内容:フォーラム本調査結果とよくわかるトンボのお話 視聴施設見学など
日時:2007年10月7日(日)13:00〜16:00
会場:日本ビクター本社工場(新子安駅徒歩5分)
→ 2006年報告書ダウンロード (PDF FILE 8.8MB)
トンボフォーラムが始まったきっかけは何だったのですか?
京浜工業地帯の横浜市域には、80ha以上の企業緑地があります。その多くは法令により確保された緑地であり、海岸埋立地の人工的緑化のため、生態的ポテンシャルの低い緑地です。これらの緑地に着目した横浜市が、エコアップを進めている企業や環境ボランティア、専門家などに呼びかけて、トンボの生息調査を中心にした協働事業として取り組みがはじまりました。活動の当初(2003年)は、横浜市からの呼びかけで調査を実施しましたが、その翌年、各主体が緩やかなネットワークを組む「トンボはドコまで飛ぶかフォーラム」が発足しました。
フォーラムがスタートされてから5年、市民活動(一般市民も含め)や企業に何か変化はありましたか?あったとすると、どのような部分でお感じになられていますか?
フォーラムは実行委員会形式で運営されており、年間活動計画、役割分担などが決定、実行される仕組みになっていますが、各主体が自らの業務(活動)の中での展開を拡げてきています。例えば、市民活動では通年でトンボの生息環境を気に掛けるようになり、企業は自社の環境報告書に活動を掲載したり、新たにトンボ池を整備するところが出てきています。
今後の展開としてはどのようなところに期待されていますか?
京浜工業地帯の自然環境再生・創生を進めるため、企業緑地や公園・公共施設、周辺小学校などのビオトープ化によるエコアップ拠点づくりと以下の3つのことを目指しております。
- エコアップを進める企業を中心とした環境経営効果の検証
- トンボだけでなく様々な指標生物を対象にした市民向け環境調査の手法開発
- これらの情報の専門家による実証と社会的アピール
- 田口正男(農学博士)
- (財)横浜市教育文化研究所 よこはま水辺ランドスケープ41
- キリンビール(株)横浜工場 キリンホールディングス環境への取り組み
- 東京ガス(株)環境エネルギー館
- 東京電力(株)横浜火力発電所 TEPCOの取り組み
- JFEエンジニアリング(株)鶴見事業所 JFEホールディングス環境への取り組み
- 日本ビクター(株)本社工場 日本ビクター環境経営活動
- マツダ(株)R&Dセンター横浜 マツダ社会・環境活動 マツダ社会・環境活動
- 鶴見川を再発見する会
- 神奈川区魅力さかせ隊
- 横浜にとんぼを育てる会
- 進化する企業緑地研究会
- 環境生態研究会
- 二ツ池プロジェクト
- 三ツ池公園を活用する会
- 横浜市立鶴見工業高等学校
- 国土交通省横浜港湾空港技術調査事務所 NAGISAネット
- 神奈川県三ツ池公園管理事務所
- 横浜市(環境創造局、鶴見区役所、神奈川区役所)