見出し:エコピープル33 竹田津実さん

 

タイトル 竹田津実さんインタビュー


目が見えない、耳が聞こえない、さらに嗅覚も味覚もない四重苦の子ぎつね、ヘレンと東京からきた少年の交流を描いた映画「子ぎつねヘレン」が公開されたのは昨年のこと、この映画を通じて野性動物との関わりについて、考えさせられた方はきっと多いのではないでしょうか?

当映画の原作「子ぎつねヘレンがのこしたもの」の著者である竹田津先生とキツネとの付き合いは本当に永く、映画「キタキツネ物語」を企画・動物監督に着手されたのは1974年のことです。4年の歳月をかけて制作した映画はその後の先生と地球との関係、生き物との関係を大きく変える出来事になりました。

獣医、写真家、そして森の保全と自然の中での子供の成長を見守るナショナルトラスト「オホーツクの村」運動の主要メンバーとしてダイナミックに行動する先生と同じ空気を呼吸するべく、野生動物の診療所のある北海道・東川へ向かいました。