見出し:エコピープル36:中村幹雄さん

 

タイトル 中村幹雄さんインタビュー


エコピープルでは2007年7月の竹田津実さんから、2007年9月の田口正男さん、2007年12月の岡本峰雄さんと、「生物多様性」を一つのキーワードとしながら、私たちを取り巻く様々な環境における生態系に光を当て、三人の方々にお話を伺ってきました。さて、今回のエコピープルは島根県・宍道湖を拠点に永年シジミの研究を通して、環境活動に従事されている日本シジミ研究所所長の中村幹雄さんです。編集部は一路島根へ、中村先生のフィールドワークの現場、宍道湖の湖畔にある研究所に足を運びました。

 

中村幹雄氏・プロフィール
島根県出身。1967年、北海道大学水産学部水産増殖学科卒業。卒業後、日本青年海外協力隊に入隊し、ケニアへ派遣。帰国後、島根県水産試験場に採用され、島根県栽培漁業センター研究開発科長、島根県水産試験場三刀屋内水面分場分場長、島根県内水面水産試験場の場長などを歴任。
1997年12月には母校である北海道大学において水産学博士を取得する。2002年に島根県内水面水産試験場を退転し、同年5月、日本シジミ研究所を設立。現在は、日本シジミ研究所所長、島根大学非常勤講師、全国シジミ・シンポジウム実行委員会 委員長、国土交通省 環境アドバイザー、環境省 環境カウンセラー、島根県河川整備計画検討委員などを務めながら、幅広く活躍する。

主な著書:
『宍道湖と中海の魚たち』(編著)山陰中央新報
『日本のシジミ漁業』(編著)たたら書房
『神西湖の自然』(共著)たたら書房
『宍道湖の自然』(共著)山陰中央新報
『汽水域の科学』(共著)たたら書房

○日本シジミ研究所のwebサイト
http://www.sijimi-lab.jp