「お昼はしっかりと食べなきゃ!」と頭では分かっていても、これからの季節、そうめんやざるそばや冷麺など、ついついあっさり、つるっと喉ごしのいいメニューばかりを選びがち。とくに会社勤めの人はゆっくりと時間も取れないし、いつも同じようなお昼ごはんになることが多い。 主人もかつては“お昼なんてお腹がふくれればなんでもいい”という考えだったのですが、去年の暮れに体を壊してからというもの、少しは自分の健康や食生活というものに目を向けるようになりました。とはいっても、会社の近くにあるお店は決まっているし、忙しいのも相変わらず。そこで「お弁当」の登場です。お弁当なら、時間の空いたときにいつでも食べられるし、少々食欲がなくても、もったいない (私に怒られる ? ) ので残さず食べます。栄養バランスも考えられるし、なにより安上がり! |
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ただ、これから夏にかけてのお弁当作りは大変。とにかく傷まないように注意をしなければなりません。冬場のように、夕ごはんの残りものをそのまま詰めちゃえ!というわけにはいかないのです。おかずもごはんも、なるべく安全にいただけるように、調理法、味付けにひと工夫が必要。そして夏バテしないようにボリュームも欲しい。とはいってもあまりにしつこい料理だと、かえって食欲がなくなるし・・。夏場のお弁当をおいしく作れる人は、かなりのお料理上手といっても過言ではないのです。
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今回は "手間ナシ・安全・ボリュームアップ" をテーマに、働くお父さんのためのお弁当を作ってみました。 まずはお肉料理から! ほろにがのゴーヤと豚肉を湯通しし、辛味をプラス。辛味は豆板醤でもいいし、たかのつめでもいいのですが、わが家ではいつも新潟名産の 「かんずり」という、たかのつめを発酵させた調味料を使います。 そしてお魚は鮭のしょうゆ漬け。これは前日に調味料に漬けて、朝焼くだけにしておきます。野菜はいんげんで、めんつゆとレモン汁のさっぱりタレを合わせて。なるべく手早く出来るように、いんげんをゆでた湯をそのまま使って、豚肉、ゴーヤをゆでるのがポイント。 そしてごはんには、生姜の千切りを混ぜ込みます。風味がよく、暑い日でも食欲が出るし、生姜の作用で傷みにくい。まさに大人向けのお弁当ですね。お弁当箱の上には保冷材も忘れずに。ついでにメッセージカードなんか添えれば、もう完璧! なんですけど、これだけは私もなかなか出来ずにいます・・・ |
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1.いんげんは茹で、2等分する。 |
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1.豚肉は食べやすい大きさに切る。 |
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1.鮭は半分に切る。 |
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1.生姜は千切りにし、水に放ったあと水気をしっかりふきとる。 |
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