本年度のエコギャラリーは“年間フォトグラファー”として公文健太郎さんをお迎えし、日本の大地、そして列島を取り囲む海を俯瞰し、日本という国の形、そしてそこに暮らす人々を姿を目に焼き付けたいと思います。
1981年生まれ。2002年自由学園最高学部卒業。山口規子、本橋成一両氏に師事し、その後
独立し、写真家としての活動を国内外で展開。ルポルタージュ、ポートレートを中心に雑誌、
書籍、広告で幅広く活動。「人の営みがつくる風景」をテーマに制作されたシリーズには、
『耕す人』、川と人のつながりを考える『暦川』、半島を旅し日本の風土と暮らしを撮った
『光の地形』などがある。
2012年 日本写真協会賞新人賞
日本の領土は全て島(北海道、本州、四国、九州、沖縄本島の5島とその周辺の6.847の離島)で構成されています。
ユーラシア大陸の東端、東アジアの沿岸沖に位置し、全体として弧状列島を形成していて、総面積 | 377,976.41㎢
(世界第62位)その73%が山岳地帯であり、日本は島国・海洋国家であると同時に山国でもあるのです。
2021年度第一回目のエコギャラリーは、四国は香川県にある離島“手島”を訪れた公文健太郎が捉えた島の現実をお伝えします。
『海に生きる』 2021.12 update