イタヤカエデの樹液を料理に取り入れるために、ゆっくり煮詰めて、メープルシロップを作ります。シンプルにデザートやドリンクに使うこともあれば、調味料としても重宝します。 数年前からは、白樺や山胡桃の木の液の採取も初め、それぞれに違うシロップの味を楽しんでいます。
去年漬けた味噌に溜まった「みそたまり」と「イタヤカエデのシロップ」、雪解け水の川に生い茂っていた早春の「クレソン」、魚沼に春の訪れを告げる「大崎菜」を使った一品です。
テキスト・写真|桑木野恵子