ecobeingシンポジウム2025 完了報告行動者(アクティビスト)が結集し、
会場で対話



©︎Hiroshi AOKI


2025年2月17日、恒例のシンポジウム2025『ONENESS-ひとつの地球に生きる』を開催しました。

©︎Hiroshi AOKI

前半では、世界に山積する課題に対して生命誌研究者、中村桂子氏の約40億年前まで広げた「“生きもの” として考える」視点提起から始まり、沖永良部島在住の環境科学者、石田秀輝氏による地球の現状把握と、未来の子どもたちにバトンを渡せる生き方にシフトする「バックキャスト思考」に続き、

全生物の種の量をサイズで表すと
虫が巨大になると説明する中村桂子氏
©︎Hiroshi AOKI

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全生物の種の量をサイズで表すと
虫が巨大になると説明する中村桂子氏
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後半では、アフリカの紛争地を中心に撮影する写真家、青木弘氏の中央アフリカ共和国での雇用創出と平和をめざして立ち上げた養鶏場プロジェクト『PEACE is___』の活動について、最後は、豊かな日本の海の再生と持続可能な漁業の創出に向けて挑戦する『漁業ブ』小西圭介代表理事と3人の設立メンバーによるプレゼンテーション。前半後半それぞれファシリテーターの藤村聡氏による総括と、多彩な登壇者同士の意見交換が行われました。

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会場では昨年に引き続き、参加費としてではなく、能登半島地震や度重なる自然災害を受けながらも、輪島塗りの継承者として復興をめざす箱瀬淳一氏の箱瀬工房への義援金を募り、全額(¥21,000)を寄附しました。

「eco people vol. 98」インタビュー


夜は、特別企画『Sea to Plate by ecobeing × 漁業ブ』と題して、会場近くの和食店『可不可 KAFUKA TOKYO』にて、岩手県・釜石の料理人、宮川徹氏が自ら仕入れた三陸の海の幸とお酒を。参加者は、登壇者を囲みながら、三陸の恵を実際に体感し、現地を想い、味わう豊かな時間を共にしました。

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波に揺られて特別な熟成をした海中ワイン
©︎Hiroshi AOKI

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波に揺られて特別な熟成をした海中ワイン
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