~地球の声に耳を傾ける~エコピープル

 

2025年晩秋号 Ecopeople 106JFEスチール知多製造所
ビオトープ知多インタビュー

体験したことのない酷暑に見舞われた今年の日本。人間のみならず、動物、昆虫、植物に至る全ての生き物にとって、まさに“一日一日を生き延びる”という表現がふさわしい厳しい天候が続きました。40℃を超える日々の後には、突如発生した線状降水帯による豪雨が襲来するという激しい気象の変化は、全国各地の生産農家に大きな打撃を与えました。
とりわけ昨年来、高騰が続く米の生産状況には生産者のみならず、消費者も不安な眼差しで、日本の食文化の根幹を支える米に与える影響を懸念する声が聞かれました。
米は、日本人にとって主食であるだけでなく、まさに“ソウルフード”。炊き立ての白いご飯は、私たちを無条件に幸せにしてくれる魔法の力が宿っている特別な食品です。

今回の「エコピープル」の取材先は、知多半島半田市のJFEスチール知多製造所のビオトープ知多内の水田です。地元の愛知県立半田農業高等学校の協力で、工場敷地内に2面の水田が誕生したのは昨年の春(2024年)。高校生たち主導で工場内で米づくりが実施されていると伺い、編集部は10月25日に実施された稲刈りイベントに参加させていただきました。



取材日|2025年10月25日
取材場所|愛知県
インタビュー・テキスト|太田菜穂子
写真|紀 成道(TOKYO-GA 2.0)





JFEスチール知多製造所メンバー
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日本福祉大学教授 福田秀志さん
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